2008年6月アーカイブ

どうやら男7人の一橋らしい飲み会になった模様・・・・。私の世代、いや一昔前の世代の一橋 男女構成ですね。

会話は下のほうへ・・・と思いきや、クラッシック、政治など・・・・上のほうに向かっていったとか。。。

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法隆寺に収められているという「玉虫厨子」
1300年前につくられ、推古天皇もお気に入りで、この厨子にむかって手をあわせていたという・・・。
仏教美術の最高傑作。

その玉虫厨子を蘇らせようというプロジェクトを、ドキュメンタリー映画にしたものです。

この映画は、東京首都大学理事長でもあらせられる、高橋宏先輩よりご紹介があり、
「名古屋で上映されるので、ぜひ見にいくように」と、お電話でじきじきにお達しがあったのです。

高橋宏先輩とは、去年の如水会名古屋支部 「平成卒業生の集い」に講師としてお越しいただき、大変お世話になりました。最初お会いしたときは「こ、こわい・・・」と思わずよろけそうになりましたが、とてもとても後輩思いのやさし~い先輩です。

高橋先輩の輝かしい履歴は省略させてもらいますが、書道家として、今回の「蘇る玉虫厨子」の題字をお書きになられました。

もう、それは見に行くしかないでしょう・・・。

というわけで、名演小劇場に見に行ってまいりました。
わけあって、上演終了の前日。スタート5分前到着。

・・・・・・・満員でした。席をつめてもらって、私はなんとか普通席には座れましたが、補助席がでて、なんとかお客さん全員が座れたという・・・。映画好きの友達に言ったら「映画館が満員になるなんて、そんなこと、めったにないよー。」といっていました。

復元の様子は驚きの連続・・・。

私もいち職人ですが、あの作業に耐えられるか・・・というと気が遠くなります。
要求されるレベルが非常に高く、かつ、それを持続して作業するのは並大抵のことではありません。

また、1000年先を見越したプロジェクト というのも感動しました。

平成にこのプロジェクトがなかったら・・・1000年後の人たちは「玉虫厨子」を見ることはできないのですから。

どうやら連日盛況のようで、再演が決まったそうです。7月12日から2週間だそうです。

詳しくは劇場にお問い合わせください。
名演小劇場 TEL 052-931-1701

高橋先輩情報ですが、この映画は「洞爺湖サミット」でも上映されるとか。

東京で上映される情報をつかんだら、またブログに書きます。

ついでに・・・ではありませんが、題字とエンドロール「高橋峰外」のクレジットもばっちり見てきてください。

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如水会の交流会が、名古屋では三本の指に入るという料亭「か茂免」で開催されました。
普段は行けませんよ。こんなセレブなところ・・・。

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「今日の趣旨は・・・」 by 平成の会 幹事代表 住野さん

「浅草の幇間(たいこもち)櫻川七助さんと名妓連を楽しむ集い」

です。

たいこもち?!って何?と思いつつ、参加しました。

しかし、参加してみたら、櫻川七助さんが、非常に貴重な存在であるということがわかり、いっきにファンになってしまったんですよ。

幇間(たいこもち)とは、芸妓さんの男性バージョンだそうです。
つまり、お酌したり、お話したり、お客様の前で芸を披露したり・・・。

日本には4-5人しかいないそうです。(職業としてやっていってるのは)

最初はみんなのテーブルをお酌して周り(それも仕事なんですね)
やけに調子のいいニイさんダナー・・・と、お座敷芸がはじまるやいなや、キリリと芸をする七助さん。
そこには「江戸時代」の七助ワールドがひろがっていました・・・。

 

 

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(1)初恋の人に会えますようにと祈願する「若い女性」の場合 と「年配の女性」の場合

(2)屏風芸・・・いつのまにやらダンナにカマを掘られる男

(3)屏風芸・・・御用聞きにいったはずが、とんだ御用を聞くはめになった男

「年配の女性」はうちの父方のばーちゃんにそっくりで、もう <strong>めちゃくちゃ笑いました。</strong>

七助さんも気にしてくださったんですが、レディーの前でははばかられる芸も多いようで。
ネタ選びはなかなか難しいそう。

でも「わたし、中身おっさんですから気にしないでやってください!」と、元気に発言してしまいました。

七助ファンになった私は、しっかり二次会にも参加。
けっこうお若くて、年齢もついつい聞いてしまいました。巳年なんだそう。(あんまり変わらない)

そして、七助さんは、もともとは赤坂にてグラフィックデザイナーのお仕事をやっていたんだそう。きっかけは、コピーライターの先輩が「かっぽれ」を一緒に習おうと連れて行かれた。
そこでスジを見込まれ、師匠にスカウトされたんだそうな。

なんという華麗なる転職・・・。

こういうのは天から降りてきちゃうんでしょうか・・・。

七助さんは池袋近辺の料亭の息子さんだったともいう。

とにかく、スケベエなネタもどこへやらで、なんか、すごーく「芸」というのか「技」というのか、すごい才能を感じて、<strong>ブラボォ</strong>と叫びたくなりました。

「すごいですねー。」と、お声をかけたら「たいしたことないですヨ~」とおっしゃった。

仕事柄、わたしにはわかる・・・これだけの「芸」に昇華させるのは、並大抵の努力ではないこと。

今日から私は七助さんのファンです。

 

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なんか、今日は「趣旨」もわからずに参加してしまったけど・・・自分の世界が広がったナあー。

 

 

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